お客さまのため、
会社のため、
自分のため
経験を積んで
“交通の大動脈”
を守る憧れの姿へ
通信
関西支店
阪奈保全事務所
通信保全業務
2016年 入社
長谷 かんな
仕事内容
通信設備の点検・復旧で高速道路上の「当たり前」を守る
私の仕事は、高速道路上にある通信設備の保守・点検と、故障や事故が起きた時の復旧作業です。高速道路上には、ETCや非常電話をはじめ、お客さまがSA・PAで渋滞や通行止めの情報を確認する情報ターミナルやハイウェイラジオ、パトロール隊が使う無線の基地局など、たくさんの通信設備があります。1年を通して毎日現場へ行き、点検作業を行っています。
例えばETCの点検では、お客さまがETCレーンを安全に走行できるようにレーン上の機器を細かくチェックします。
万が一、制御バーと車が接触した際に車が損傷しないように調整したり、第三者被害を防ぐために高所作業車を使って落下しそうなボルトがないか確認する作業もあります。高速道路を利用していただくために、通信設備は24時間365日正常に動作していて当たり前のものです。通常の勤務時間外に故障や事故が起こった際にも対応ができるように、月に数回、2人1組の当番制で自宅待機をしています。対応には現場に向かい復旧作業をするものもあれば、電話のみのサポートで完結するものもあります。
仕事のこだわり・やりがい
災害時の緊急対応で
仕事の意義を実感
広島保全事務所で勤務していた時、西日本豪雨災害が発生しました。土砂崩れで道路がふさがり各地からの物資を届けることができず、早く復旧しなければという気持ちで連日出勤して作業を続けました。災害現場の状況をいち早く関係各所へ伝えるために、複数のカメラを設置したり土砂の撤去作業を行ったりと、体力的にはかなり大変でした。
しかし道路が復旧し、被災者のもとに物資を届ける手助けができた時には、高速道路が人やモノを運ぶ交通の大動脈であることと、その役割を守る意義を改めて感じることができ、非常に大きなやりがいを感じました。
小さなことから改善を重ね、男女ともに働きやすい職場に
毎日行う点検の際に感じたことはもちろん、改善できそうな点は積極的に声を上げるようにしています。私が入社した頃には作業服やヘルメットも男女同じサイズのものしかありませんでしたが、女性技術者が集まる会議で「女性用があったら便利」という話をすると、本社の方がすぐに実現させてくれました。
通信職にはまだ女性が少ないので、男性社員にとっても力仕事などで女性社員に気を遣ってしまうことも多いのが現実です。お互いに気を遣わずスムーズに進められるよう、重いものを運ぶための代車を購入するなど、小さなことからどんどん改善を進めています。
今後の挑戦
自分のため、会社のために
20代のうちに多くの経験をしたい
品質管理の業務に携わるチャンスがあればいいなと思っています。その時のために、必要な知識を身に付けようと資格勉強に励んでいます。会社にとって必要とされ、どこにいっても大丈夫だと思ってもらえるように努力を続けます。 また、現在4名の新入社員の育成を担当しています。会社の制度としての育成期間は1年ですが、私自身も3年間はたくさんのことを教えてもらいながら業務を行ってきたので、後輩の経験が浅いうちは私の持つ知識と経験をしっかり伝えていきたいです。実際に1人で対応することはないですが、3年目からは1人で故障対応ができる域にもっていってあげられるように頑張ります。


1日のスケジュール
- 9:00
- 朝礼
- 10:00
- ETC設備点検
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- ETC設備点検
- 16:00
- 点検結果報告書作成
- 17:20
- 終礼
- 17:30
- 帰社
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おすすめのSA
私のおすすめは広島にある宮島SA(下り)です。展望台に、厳島神社の大鳥居を模した鳥居があって景色も良く、天気の良い日には宮島も見えるのでおすすめです。
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OFFの過ごし方
地元の友達やグループ会社で仲良くしている人たちとご飯を食べに行ったり、ドライブや買い物に行ったりしています。体を動かすのが好きで、先日は同僚とバンジージャンプにも挑戦してきました。
地元は鹿児島なのですが、広島では趣味を通じた友達もでき、今でも連絡を取り合う仲です。私にとってさまざまな場所で出会いも、当社で働く上での楽しみの一つです。
NEXT INTERVIEW
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通信中国支店
広島保全事務所
保全管理業務金丸 周平
高速道路設備の頭脳としての役割を発揮し
お客さまの安全と現場の効率化に貢献する -
通信調査設計事業部
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通信設計業務大庭 哲典
たった一つの正解がない設計。
奥深い世界の楽しさを
もっと多くの人に伝えたい