Communication

3523kmに張り巡らされた、通信設備を守る。

ETC・非常電話・衛星通信アンテナ・ハイウェイラジオなど、高速道路がスムーズかつ安全に機能するように、
西日本全域3523kmに渡って通信ネットワークを張り巡らせています。
エリア毎に通信のスペシャリストが24時間体制で点検・工事にあたり、目に見えない通信網の維持管理をしています。

Inspection

通信設備の老朽箇所を定期点検によって正確に把握することで、故障を未然に防ぐことが可能となります。

Analysis

通信設備に故障が発見された場合、その原因をいち早く究明する必要があります。人の目では確認できない箇所も、最新のテクノロジーを駆使して分析を実施します。長年蓄積した統計データから、劣化傾向をつかみ補修計画へ繋げることで、お客様サービスの維持につとめます。

Plan

高速道路の通信設備には、様々な通信環境が複雑に絡み合っています。解析によって、必要とされる補修個所を選定し、計画を立案します。

Maintenance/
management

道路内で作業をすることも多く、細心の管理体制のもとスピーディに工事を実施します。

Project

Human skill×Technology innovation

平成29年4月、各エリアの通信部門の専門家を集めて「点検効率化ワーキングチーム」を発足。
IoT・M2Mなど遠隔化・自動化に関する最新テクノロジーを活かし、点検の手入れ・進化を測る事で
高速道路の安全安心を維持するための新たなノウハウ構築に挑んでいる。

このプロジェクトのミッションを教えてください。

一言でいいますと、業務の正確性と効率向上になります。高速道路は延長距離が4,000kmを越え、通信網、情報提供、通行料課金など膨大な数の設備が存在しています。お客様が高速道路を安心して利用出来る様、これらサービスの安定運用のため、私たちは日々計画的に点検を行っています。西日本全域で通信技術部隊は総勢344名。限られた人員で点検以外にも、障害対応、補修作業、設計業務などオールインワンで行っています。ミスや手戻り作業がなく、作業時間の短縮を実現出来れば、生産性の向上につながり、更なるニーズへの対応が可能になります。

具体的にどのような改革案が出ているのでしょうか?

ミッションのひとつに光ファイバ監視システムがあります。高速道路下には光ケーブルが通信網として敷設され、すべての設備に接続されているため、それらの点検はお客様サービスの安定にとって不可欠です。これに対して、限られた人数で毎月点検を行うよりも、常にケーブル状態を監視する事が出来れば、正常性確認をすぐに行う事ができ、測定作業も遠隔実施が可能となります。現在、アラーム監視による対応が主流ですが、本システムのような状態監視へ移行する事で、適正な点検・補修タイミングをつかめ、サービス向上につながると考えております。点検員によるバラつき、作業による障害波及なども無くなり、精度アップにつながるだけでなく、作業時間も従来の10分の1以下となり、生産性向上を実現しています。

今後、さらなるテクノロジー開発が期待されますが。

はい。今、目覚ましい勢いで様々なテクノロジーが進化していますね。その影響によって高速道路を取り巻く環境も大きく変わっていくでしょう。例えば、自動運転が進めば、高速道路内の情報通信網にはより高度なセキュリティが求められますし、AIや画像認識といった技術も様々な場面で活用されていくと思います。ただ、どれだけテクノロジーが進化しても、やはり現場レベルでは技術者の長年の勘が求められることもある。技術者のヒューマンスキルに磨きをかけつつ、最新テクノロジーの活用も進め、より高度で正確なサービスをつくっていきたいと思っています。

点検効率化ワーキング

通信保全事業部通信課